EDとは
EDは勃起不全とも呼ばれる、男性のペニスが勃起しない、またはセックスを行う上で満足のいく固さや勃起をすることができない疾患を言います。
専門的な用語を使うとすれば「Erectile Dysfunction」の略で、単純に勃起することができないだけでなく、固さで言えば柔らかい、勃起はするけれどその勃起状態を維持することができない、これらもEDとして該当します。
EDかどうかの判別は非常にシンプルです。
- 満足できるセックスができるかどうか?
- 性欲はあるけれど興奮しても勃起をすることができない
- 固さが若きし頃に比べてやわらかくなってきた
- 毎回勃起しないわけではないです。
これらもEDとして該当するため、原因を知る必要があります。
EDは今やストレス社会と言われる日本では決して珍しい疾患ではありません。
日本国内でも約1130万人がセックスにおいて自分の勃起が原因で満足できないと答えているほどED患者は増加傾向にあります。
日本人の男性人口から見積もってもざっと3人に1人の割合で、EDを発症していると言えるでしょう。
では何故EDになってしまうのか、どうして満足のいく勃起ができないのか、これは2つの原因が大きく関係しています。
この原因を以下で紹介していきましょう。
身体的原因
まずEDの原因として挙げられるのが身体的な原因です。
満足のいく勃起をするためには、勃起のメカニズムである海綿体に十分な血液量を運ばなければいけません。
しかし加齢とともに血液がドロドロになってしまい、血流が悪くなることから勃起が弱弱しくなってしまいます。
若い頃しっかり勃起できるのはこの血液循環が滞ることなく巡り、ペニスの筋肉も強いからですが老化とともに筋力も衰えてしまうためEDを発症します。
その他EDは別の疾患と併用して引き起こすことが認められています。
上でお話したように、血流の悪さが引き金となってEDを発症するため、血管の疾患を抱えた患者はEDも同時発症します。
例えば血管に大きな負担をかけてしまうような動脈硬化、これの原因となる糖尿病や高血圧などの生活習慣病を引き起こしている方はEDの原因なります。
生活習慣を改めるのはもちろんですが、この場合医薬品を服用しても良いか?今現状の薬と飲み合わせが大丈夫か?そのあたりをしっかりと確認した上でED治療薬を服用すれば、改善することができます。
心理的原因
身体的な問題でEDを引き起こすことは説明させていただきました。
次は身体的に問題がなくても、EDを引き起こしてしまう、もう1つの原因をお話しします。
それが心理的原因によるEDの発症です。
心理的EDは精神的な悩みやストレスを抱えることによって、引き起こすEDです。
例えば、極度の緊張によってそれが恐怖に変わり、EDを発症してしまったり、夫婦間での妊活がプレッシャーになったりと原因は色々です。
中には仕事が多忙すぎてストレスが多く、EDになってしまったと言う方も珍しくありません。
心理的EDは、1度勃起できなくなってしまったことが、次回また同じようになってしまうのではないか…と言う不安が更に自分を追い込み、悪循環のスパイラルに入り込むケースが大半です。
この場合、パートナーへしっかり相談し、理解を求めることや自分が何故EDなのか?悩みの原因であることを追究して解決することができれば問題は解決します。
EDだから…。と自分を追いつめず、少し気楽な気分でセックスに望む、そしてED治療薬を服用しておくと改善するケースが多いです。
EDとはどんなもの?そしてEDになる原因をお話ししました。
もしあなたがEDであるならば、一人で悩まずにED治療薬を服用して克服してみると、日常生活が有意義なものに変わると思いますよ。