「ジェネリック医薬品」とは「後発医薬品」とも呼ばれるものです。
「先発医薬品」とも呼ばれる「新薬」の特許が切れた後で販売されます。
ジェネリック医薬品は、新薬と同等の有効成分、品質、効き目、安全性が確保されていると国から認められたお薬になります。
ジェネリック医薬品の承認を得るには、様々な試験をクリアする必要があります。

新薬の十数年後に販売されるジェネリック薬は、さらに工夫が凝らされたものになっているものも多いです。
例えば、味が付いていたり、服用後に速やかに溶けるOD錠になっていたり、服用の量を調節できるように錠剤に割線が入っていたり、飲み間違いを防ぐためにシートの表示をわかりやすくしていたりします。

ジェネリック医薬品の承認は、販売されるそれぞれの国の法律に準拠します。
日本国内で販売されるのであれば、日本の薬機法に準拠したものが、日本の薬局や病院に並ぶのです。

ジェネリック医薬品は安価

ジェネリック医薬品が安い理由をお話しするには、まず新薬のことをお話しする必要があります。

新薬の開発には、莫大な資金が投じられています。
また、発売後の一定期間は安全性や有効性を評価しています。
そのため、新薬にはもともとそれらの費用を加味した値段がつけられています。
その十数年後に販売されるジェネリック薬はそこまで莫大な開発費用が掛かっていないため、同じ成分や効き目でも安く販売することができるのです。

このサイトでご紹介しているED治療薬はインド製のものが多いですが、インドはジェネリック大国だと言われています。
どうしてインドなのかという理由は、インドのお国柄がかかわってきます。
気になる方はぜひ調べてみてください。

お国柄もあって、インドには発展途上国や国境なき医師団などのNPOに向けたジェネリック医薬品を製造販売している製薬会社が多く存在します。
こうした地域で医療行為を行うには、新薬のような高価な薬剤は使えず、どうしてもジェネリックに頼ることになるからです。
ジェネリック薬が多く作られる背景には、こうした需要もあるのです。

ジェネリック医薬品は安全

新薬ですでに有効性や安全性が確認された成分を使ってジェネリック薬の開発にあたるため、ジェネリック薬の開発期間は3~5年と短くなっており、その分コストが抑えられています。

そのため、お得に購入できるにも関わらず、新薬と同等の効果が得られるうえ、安全なのです。

総括

EDの治療をクリニックや病院で治療してもらおうとすると、通院や診察にかかる費用、はじめての医療機関であれば初診料がかかりますね。
加えて、ED治療は自由診療のため、診察費や薬代は医師が自由に値段を設定できます。
そのため、医療機関によって値段がマチマチなのです。

ジェネリック薬は、ここまでお話しさせていただいたような理由で、安く供給されるものです。

新薬で十分な評価を得たうえで作られているものなので、安全性も折り紙つきです。
ぜひ、ED治療にジェネリック薬を役立ててみてはいかがでしょうか。